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【光る君へ】第4回 まひろが学んだ荀子とはどういう人ですか?簡単に

平安時代

まひろは父上に怒っている

「論語も荀子も墨子も人の道を説いておりますのに」

パパは漢学について博識でそれで東宮の先生にも抜擢されています。
パパはいろいろなことを知っていて、人の道に反することをしてはいけないとわかっているのにまひろの母が死んだ原因も知っているのに隠ぺいして犯人に謝罪させようともしないのを憤っているのです。
まひろのパパから幼少の頃、漢学について学んでいるので、さらに怒っているのです。

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荀子とはどんな人

先生「今日は荀子という人について勉強しましょう。荀子は中国の戦国時代という、いろんな国が戦っていた時代に生まれた人です。荀子は儒家という学問の人で、人間の性格や社会のしくみについて考えたり、教えたりしました。荀子は自分の考えを本に書いたのですが、その本は『荀子』という名前で今でも読まれています。荀子はどんなことを考えたり、教えたりしたのか、みなさんは知っていますか?」

生徒「荀子は性悪説ということを言った人ですよね。人は生まれたときから悪い性格を持っているということです。」

先生「そうですね。荀子は人は生まれたときから欲望や感情に支配されていて、自分の利益のために悪いことをする傾向があると考えました。でも、荀子は人は悪いままでいるべきだとは言いませんでした。人は学ぶことで善い人になれると言いました。学ぶこととは何でしょうか?」

生徒「学ぶこととは、礼と義ということを学ぶことです。礼とは、人と人との関係をうまくやるためのルールです。義とは、自分の欲望を抑えて、正しいことをする気持ちです。」

礼と義

先生「そのとおりです。荀子は礼と義を学ぶことで、人は自分の欲望や感情を制御できるようになり、社会の秩序や安定を守れるようになると考えました。荀子は礼と義を学ぶためには、信頼できる先生について、体系的に学ぶ必要があるとも言いました。荀子は自分もたくさんの先生に学んだ人でした。荀子の先生の中で、もっとも有名な人はだれでしょうか?」

生徒「荀子の先生の中で、もっとも有名な人は孔子です。孔子は儒家の祖と言われる人で、荀子よりもずっと昔に生まれた人です。荀子は孔子の教えを尊敬していました。」

孔子の影響

先生「そうです。荀子は孔子の教えを尊敬していましたが、そのまま受け入れるのではなく、自分の考えを加えたり、批判したりもしました。荀子は孔子の教えとどこが違っていたのでしょうか?」

生徒「荀子は孔子の教えと違って、天や自然のことをあまり重視しなかったと思います。荀子は天や自然は人間の行いに関係なく、自分の法則に従って動いていると考えました。だから、天や自然に祈ったり、占ったりすることは意味がないと言いました。荀子は人間のことをもっと大切にしました。」

先生「そうですね。荀子は天や自然よりも人間のことを大切にしました。荀子は人間のことを大切にするということは、どういうことだと考えたのでしょうか?」

生徒「荀子は人間のことを大切にするということは、人間の力で社会を良くするということだと考えたと思います。荀子は人間の力で社会を良くするためには、君主が強い権力を持って、法律や制度を定めて、人々に従わせる必要があると言いました。荀子は君主の権力を支持しました。」

君主の在り方

先生「そうです。荀子は君主の権力を支持しましたが、それは君主が暴君にならないようにするためにも必要だと考えました。荀子は君主が暴君にならないようにするためには、どうすればいいと言いましたか?」

生徒「荀子は君主が暴君にならないようにするためには、君主も礼と義を学ばなければならないと言いました。荀子は君主も礼と義を学ぶことで、自分の欲望や感情を制御できるようになり、人々の利益や幸福を考えるようになると考えました。荀子は君主にも道徳を求めました。」

先生「そうです。荀子は君主にも道徳を求めました。荀子は道徳を求めることで、国家や社会の発展や安定を目指しました。荀子は国家や社会の発展や安定を目指すことで、何を実現しようとしたのでしょうか?」

生徒「荀子は国家や社会の発展や安定を目指すことで、人々の生活を豊かにしようとしたのだと思います。荀子は人々の生活を豊かにするためには、農業や工業や商業などの経済活動を奨励し、人々の才能や努力に応じて報酬や地位を与えるべきだと言いました。荀子は人々の幸せを考えました。」

人々の幸せ

先生「そうです。荀子は人々の幸せを考えました。荀子は人々の幸せを考えることで、自分の幸せも見つけたのでしょうか?」

生徒「荀子は自分の幸せも見つけたのだと思います。荀子は自分の幸せとは、自分の考えや教えを本に書いたり、弟子に伝えたりすることだと考えたのだと思います。荀子は自分の仕事に誇りを持ちました。」

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