古今和歌集が光る君へに登場!
『古今和歌集』は、日本で最初に作られた勅撰和歌集で、平安時代初頭に編集されたんだ。これは、日本文学史においてすごく大切な位置にあるんだよ。一言で言うと、これは日本の歌の宝箱みたいなものなんだ。905年(醍醐天皇)、始まり、914年頃に完成したとされているよ。全部で20巻あって、1000首以上の和歌が入ってるんだって。
984年までに天皇はこれだけいたんだよ
桓武天皇
平城天皇
嵯峨天皇
淳和天皇
仁明天皇
文徳天皇
清和天皇
陽成天皇
光孝天皇
宇多天皇
醍醐天皇
朱雀天皇
村上天皇
冷泉天皇
「光る君へ」第2-3回の時代設定は984年だから、ちょっと前にすでに完成していたんだね。いまに例えるとちょうど戦前、戦争中ぐらいってことか。
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超訳 古今和歌集 #千年たっても悩んでる
編集者の紀貫之って聞いたことない?
『古今和歌集』の編集者は、紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の4人だったんだ。特に紀貫之は、編集の中心人物とされているよ。仮名序と真名序の2つの序文があって、いろんな時代の和歌を集めたんだって。それぞれの和歌には、当時の人々の思いや感情が込められているんだね。
これも学校の歴史の時間や国語の授業できっと習うはずだけど、よくわかりづらいね。
影響と評価
在原業平は30首、小野小町は17首収録されているよ。
第3回に登場の和歌
見てもまたまたも見まくの欲しければ馴るるを人はいとふべらなり
読人知らず
秋の夜も名のみなりけり逢ふといへばことぞともなく明けぬるものを
小野小町
この『古今和歌集』は、日本の歌文化に大きな影響を与えたんだ。たとえば、和歌を詠むときの手本として使われたり、学問としての和歌の教育にも役立ったんだって。後の時代になると、その歌風がいろんな評価を受けたんだけど、現在では再評価されているんだよ。一言で言うと、時代を超えた価値ある作品なんだね。
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