陰暦3月の異称について小学生でもわかるように解説！
陰暦3月の異称は「弥生（やよい）」と言います。
実はこのよく聞くことのある「弥生」とは、新たな生命が芽吹き始める時期を表す言葉らしく、春の訪れを感じさせますね。
この時期は、自然界が活気づき、植物が新芽を出し、動物たちも活動を活発化させる時期です。でもその活発な時期について、なぜ弥生っていうのでしょうか？
弥生の漢字の意味
弥・・・いよいよ、ますます
生・・・植物が生い茂りはじめる
弥生の漢字の意味を知ると、この弥生自体が表現しているみたいです。でも、人の名前のようなイメージが定着していて本来の意味がわかりづらくなっている気もします。
陰暦とはどういう意味？陰暦をかんたんにわかりやすく説明！
陰暦とは、月の運行を基にした暦のことを指します。
具体的には、新月から次の新月までの期間を1ヶ月とし、その12回分を1年とする計算方法です。この陰暦は、古代中国で生まれ、日本にも伝わりました。しかし、陰暦は月と太陽の周期が一致しないため、季節とずれてしまう問題がありました。そのため、現在では太陽の運行を基にした太陽暦（グレゴリオ暦）が主に使われています。しかし、旧暦（陰暦）は今でも節句や年中行事など、伝統的な行事の日取りに使われています。
それでは次の4月は陰暦で何と言うのでしょうか？
陰暦4月の異称は「卯月（うづき）」と言います。
卯月とは、卯の花が咲く時期だからだそうです。
でも、この時期は、桜が満開になり、新緑が美しい季節というイメージです。
昔の人は4月 = 卯の花というイメージがあったのかもしれません。しかし、現代では卯の花って何？みたいになってしまいますね…白い花で桜とはちょっと違います。
このように、陰暦の月の異称は、その月の自然や季節の風情を表現する美しい言葉が多いですね。これらの言葉を知ることで、日本の四季の移り変わりや自然への敬意を感じることができます。みなさんも、これらの言葉を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか？
