中宮と女房の違いは?
光る君へも第6回まで終わって、今後は宮中の話がどんどん増えて、市中を出歩くことも減ると思うし、難しい名称も増えるかもしれません。
中宮と女房の違いも知っておくと「光る君へ」がもっと理解できると思います。歴史が苦手な人にもわかりやすく解説!
まず今までも出てきたことのある中宮は天皇の側室のトップ(皇后とイコールな場合もアリ、このこともいずれ大河で描かれると思われます、避けては通れないはずです)です。
では、女房ってわかりますか?
女房は清少納言や紫式部の肩書きです。
光る君へを見るためには絶対に知っておくべきキーワードです。
中宮と女房は全く違います。
中宮は天皇に入内して寵愛を受ける女性です。
女房は例えるなら、その入内した女性の使用人です。
ここまでのおさらい
中宮、女御、更衣・・・天皇に入内、寵愛を受ける
女房・・・・偉い人(天皇含む)に宮仕え(使用人)する。寵愛△
女房は宮仕えをする貴族の娘って覚えておけばまひろとイメージが一致しますね。
こう考えるとわかりやすいです。すべての女性がまず女官で、ちょっと偉くなったのが女房、そこから更衣、女御などに昇格するみたいな感じもたまにあるらしい。
女房は偉い人(男女)のすべてに付くので男性に付いたら寵愛アリの場合も考えられる。あれ?ちょっと難しくなってきてすっきりしない。天皇に仕える女房の場合は、当然、天皇からの寵愛を受けそうですね。
例として宇多天皇の后に仕える女房が、宇多天皇の寵愛を受けて子どもを産んだとかあったそうです。
現代に置き換えると、
女御は正社員(応募条件も厳しく、正式な試験を受ける)。
女房から女御はバイトから正社員へ(例外、たまにあるぐらい)みたいです。
では女房と女官の違いは?
女房は個室の部屋を持っていて、自分の部屋があるかないかの違いのようです。
女官という使用人の中でもワンランク上の女官が女房みたいなイメージを持つとわかりやすく意味を理解できそうです。
いかがでしたでしょうか?
このように現代の日本で考えるとちょっとイメージしやすいと思います。