昔の画家はカメラ・オブスキュラを使って絵を描いてたって本当??
昔の画家はカメラ・オブスキュラを使って風景、建物、人物の下書きしていたそうです。いわゆるトレースです。
フェルメールも葛飾北斎もらしいと昨日のテレビの特集(2017年5月15日放送、「世界ルーツ探検隊」 もともとのテーマは「写真のルーツ」。ラストにに「葛飾北斎とフェルメールの絵画に隠された謎とは!?」がありました。)で知りました。現地の専門家(デルフト フェルメール・センター)もこのことは知っているみたいで困惑。
だから精巧で精密、写真みたいな絵が描けたのかな??印象派以前の作品はどれも本物っぽいです。写実主義ともいう。
フェルメールの特集もかなりテレビで見ましたが光の描き方にスポットが当たってばかりでこのカメラ・オブスキュラの話は初耳でした。あの画家、この画家ももそうだったのかなといろいろ考えだすときりがないです。マーク・ロスコとかは違うかな・・・
一方、街の様子や人物はカメラ・オブスキュラを使えたとしても宗教画はそもそも実際の景色として地上に存在しないから無理ですよね。教会や彫刻などはカメラ・オブスキュラは使えるかもしれませんが・・・
こうなるとデッサンの練習なんて意味がないことになりますね。フェルメールの有り難みがやや薄れる特集でした。