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カナダ・モントリオール ― フランスの香り漂う文化都市
カナダ東部、ケベック州にあるモントリオール（Montreal）は、人口約180万人（都市圏では400万人以上）を誇る、カナダ第2の都市です。1番大きいのはトロント、そして首都オタワが続きます。
フランス語が公用語のこの街は、北米にいながらヨーロッパの雰囲気を楽しめる“フレンチ・カナダ”の中心地です。
ノートルダム大聖堂
旧市街の中心にそびえるノートルダム大聖堂（Notre-Dame Basilica）は、モントリオールを代表する観光名所。
「ノートルダム」とは“私たちの聖母マリア”を意味し、パリの大聖堂と同じ名を持ちます。
内部は青と金に彩られた幻想的な空間で、夜には光と音のショーが行われ、訪れる人を魅了します。
魅惑の鉄道旅で訪れたい街
モントリオールは鉄道の中継地としても魅力的。
BS-TBSの人気番組「世界一周 魅惑の鉄道紀行」（案内人・濱田マリさん）でも紹介され、トロントからプリンス・エドワード島へ向かう途中の立ち寄り地として登場しました。
異国情緒あふれる街並みと、カフェが並ぶ旧市街の雰囲気が旅人を惹きつけます。
「カナダ 2,000キロを行く 赤毛のアンのふるさとへ」 トロント ⇒ モントリオール ⇒ モンクトンへ。
（2015年4月27日放送）
モントリオール・エクスポズ ― カナダ初のMLBチーム
モントリオールといえば、かつてメジャーリーグ初のカナダの球団「モントリオール・エクスポズ（Montreal Expos）」が本拠地を置いていた街でもあります。
1969年に誕生したエクスポズは、フランス語圏のファンに愛されながら、30年以上にわたってメジャーリーグで活躍しました。
しかし2004年を最後に球団は解散（移転）し、現在はアメリカ・ワシントンD.C.のワシントン・ナショナルズとして活動しています。
それでも今なお、モントリオールでは毎年プレシーズンにMLBの試合が開催されることもあり、“野球の記憶が息づく街”として多くのファンに愛されています。最近では「エクスポズ復活」の機運も高まり、再びチームが戻ることを願う声も少なくありません。
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