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スペイン（Reino de Espana／スペイン王国）の首都、マドリードは国のほぼ中央、内陸部にあります。海に面していない首都というのは、ヨーロッパでもちょっと珍しいですね。地図で見ると改めてその位置のユニークさに気づかされます。

かつて（2015年ごろ）、NHKでスペインのテレビドラマ「情熱のシーラ」が放送されていました。スペインの作品が日本で放送されるのは珍しく、話題になりましたね。物語は途中からモロッコへ舞台を移し、異国の雰囲気と歴史ロマンが印象的でした。

それにしても、スペインについて調べていると興味深いことがたくさんあります。たとえば「コルドバ（Cordoba）」という地名。スペイン南部にもありますが、アルゼンチンにも同じ名前の都市があります。かつてスペインが広く植民地を持っていた名残でもあり、こうした“名前の旅”をたどるのも楽しいものです。

スペインは今もなお、歴史・文化・芸術が息づく魅力的な国。マドリードやバルセロナの都会の賑わいから、アンダルシア地方の白い村々まで――2025年の今も、訪れる人を惹きつけてやまない国です。

スペインの世界遺産は？

スペインといえば、ガウディの建築やアルハンブラ宮殿など有名な世界遺産が思い浮かびますが、実はもうひとつユニークな遺産があります。

それが、「水銀の遺産アルマデンとイドリヤ」。

スペイン中部の町・アルマデンは、かつて世界最大の水銀鉱山として栄えました。ここで採れた水銀は、大航海時代にラテンアメリカで銀を精錬するために使われ、スペイン帝国の繁栄を支えたのです。

現在は鉱山跡が博物館として公開され、実際の坑道を歩きながら、産業と歴史のロマンを体感できます。
マドリードから車で約3時間。静かな田園に広がる“地底の世界遺産”で、ちょっと特別な旅をしてみませんか？

スペインと言えばサッカー

スペインには多くの歴史あるサッカークラブが存在し、その中でも特に有名なのがラ・リーガ（スペイン1部リーグ）に所属するチームたちです。

首都マドリードを本拠地とするレアル・マドリードは、多くのチャンピオンズリーグ優勝を誇ります。ライバルであるFCバルセロナは、攻撃的で魅力的なサッカーを特徴とし、「エル・クラシコ」と呼ばれる両チームの対戦は、世界中のファンが注目します。

同じマドリードには、堅実な守備と戦術的なプレーで知られるアトレティコ・マドリードもあり、3強時代を形成しています。そのほか、バスク地方にはレアル・ソシエダや、バスク人選手だけで構成される伝統あるアスレティック・ビルバオなど、地域色の強いクラブも存在します。

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主要都市別
・マドリード
（レアル・マドリードのカレンダーもあります）

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